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辺野古の新基地建設で埋め立て予定海域で見つかったサンゴの移植をめぐって防衛局の申請を県が認めるよう農林水産大臣が指示したことは国の違法な関与だとして県が国を訴えていた裁判で最高裁は7月6日県の訴えを棄却しました。
玉城知事「今般の農林水産大臣の指示は、沖縄県知事が判断する前に大臣が具体的に許可を命ずるものであり、地方公共団体の自主性及び自立性が著しく制約されることになると考えております」
この裁判は辺野古の新基地建設で防衛局が移植の許可を申請していた埋め立て予定海域に生息するサンゴ類およそ3万9600群体について農林水産大臣が出した是正指示は「違法な国の関与」だとして県が取り消しを求めて国を訴えていたものです。
最高裁は7月6日県の訴えを棄却し県敗訴の判決が確定したものの2人の裁判官が反対意見を述べ、玉城知事は「県が主張してきたことが合理的で正当性があるものであることを確信した」と述べました。