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普天間基地の代替移設先を名護市辺野古とするなどアメリカ軍再編ロードマップを決めたラムズフェルド元国防長官が亡くなったことが分かりました。88歳でした。
ラムズフェルド氏は、家族に看取られながら亡くなったと6月30日、家族がツイッターで発表しました。
ラムズフェルド氏は、2001年のブッシュ政権で国防長官に就任し2003年11月に沖縄を訪問した際、視察した普天間基地の危険性を指摘。当時、知事だった稲嶺恵一さんはラムズフェルド氏との会談で代替施設の使用期限の実現や日米地位協定の改正などを求めました。その時の印象を稲嶺恵一元知事は「ラムズフェルドさんはどちらかというと、こわもてで世界的にも有名だった」と言いました。
のちにラムズフェルド氏は普天間基地の移設先を名護市辺野古とすることなどふくめたアメリカ軍再編のロードマップを決めます。ロードマップで、沖縄を取り上げたことについて。稲嶺恵一元知事「(ラムズフェルド氏は)海兵隊の削減の問題、あるいはグアムの移転の問題、こういう問題にラムズフェルドさんは取り組んだというのはその辺の沖縄のですね皆の考え方っていうことを感じたんだと思うんですね」といいました。
今回のラムズフェルド氏の訃報を受けて稲嶺恵一元知事は「お互いに一切戦争のない平和の時代がね早く来て欲しいなっていうお話をしたいと思いますね」と述べました。