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土砂崩れや落石などが相次いでいます。6月30日から続いた大雨が各地に爪痕を残しました。陥没した道路の穴を埋める舗装作業が急ピッチで進めるとともに大雨による被害なのか調査が進められています。

北谷町では約3メートル四方の、深さ1mほどに及ぶ道路の陥没が起き工事のために一部区間が全面通行止めになっています。

濱元記者「豊見城市の県道7号沿いの歩道です。ここでは、倒れてきた木と、流れてきた大量土砂で歩いて通り抜けることができなくなっています」

豊見城市では、6月31日夜、がけ崩れによって土砂が歩道に流れ込みました。現在も撤去作業が続けられていて車道の一部が規制されています。沖縄市では市内3カ所で土砂崩れが発生しました。一部では住宅に土砂が迫るなど住民に注意を呼びかけています。名護市では国道に約1mの石が落ちて歩道をふさぎましたが7月1日正午すぎには取り除かれ通常通り通行できるようになっています。

また、国頭村の林道では高さ10m、幅30mにわたる土砂崩れで一部の区間が通行できなくなっています。土砂の撤去はこれから行われるということです。

7月1日昼前までの82時間雨量は粟国空港で481ミリの雨量を観測しました。名護市では411・5ミリ那覇市では213ミリなどとなっています。

連日の大雨で大量の水分を含んだ土壌が土砂崩れや地すべりを起こりやすくなっているため沖縄気象台が十分注意するよう呼びかけています。

  大雨続き県内各地で土砂崩れ相次ぐ