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新規感染者数は前の週の同じ曜日より下回りましたが、6月に入って新型コロナ関連で死亡した人は30人となりました。県内では6月28日新たに高齢者2人の死亡と男女25人の感染が分かりました。

県は6月28日、新型コロナに感染し治療を受けていた80代と90代の女性2人が死亡したと発表し、6月に入って6月28日までに死亡が確認されたのは30人となりました。県内で亡くなった人の数は累計で181人です。また新たに感染が確認されたのは速報値で10代から80代までの男女25人で、前の週の同じ曜日を下回り、県内の累計感染者数は2万632人となりました。

年代別では、最も多かったのは40代で7人、次いで50代と10代の5人、20代の3人などとなっています。

感染がわかった人のうち16人が感染者との接触を確認していていますが、残り9人は感染経路が不明です。

居住地別に見ると最も多かったのは那覇市で11人、次いで、沖縄市で3人などとなっています。

6月28日を含めた1週間あたりの新規感染者数は498人となり先月10日以来、500人を下回り人口10万人あたりだと34・14人となりました。

またアメリカ軍から県に対して3人が感染したと報告がありました。

沖縄県 新型コロナきょうの感染状況 3カ所目の広域ワクチン接種センター 那覇クルーズターミナルに設置の方向

3カ所目の広域接種センターはクルーズ船ターミナルに設置する方向で検討が進められています。

玉城知事「感染リスクの高い職種や社会秩序の維持および経済活動の回復に従事するエッセンシャルワーカーを対象として、那覇クルーズターミナルにおいてその接種を進めていきたい」

6月28日の県議会でワクチン接種に関する県の取り組みを聞いた自民党の大浜一郎議員の質問に玉城知事は県が準備を急いでいる3カ所目の広域接種センターについて那覇市若狭にあるクルーズ船ターミナルに設置する考えを明らかにしました。3カ所目の広域接種センターでワクチンを打つことができるのは主に保育士や警察官といった「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人たちです。玉城知事は「可能な限り早期に集団免疫を獲得できるよう頑張っていく」と決意を示しました。