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沖縄戦遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんが始めたハンガーストライキは6月21日で3日目となりました。

6月19日の土曜日、具志堅さんの姿は県庁前にありました。2021年3月以来、2度目となるハンガーストライキを実施するためです。

具志堅さんは遺骨の混じる本島南部の土砂を基地の埋め立てに使うことは、非人道的で戦没者を冒とくする行為だと繰り返し訴えています。

具志堅隆松さん「今回の目的は2つです。知事へハンガーストライキでもって(辺野古新基地の設計変更申請の)不承認の要請、それから遺族からの声を集める」

2回目となる今回のハンガーストライキでは、玉城知事に対して沖縄防衛局が提出した辺野古新基地建設の埋め立て設計変更の申請を不承認とするよう求めているほか、遺族や県民の声を届けるための署名活動もあわせて行っています。

そして、3日目の6月21日からは、沖縄戦最後の激戦地で、6月23日の慰霊の日には毎年、多くの人が訪れ平和を祈る糸満市の平和祈念公園でハンガーストライキを続けています。

具志堅隆松さん「ことしは戦没者の尊厳が損なわれる、戦没者の遺骨が埋め立てにつかわれるかもしれない、そういう事態の中での式典。私たちはここで遺族にこのことを訴えて、どうにか国の計画を改めさせることを訴えたい」

具志堅さんは6月32日の慰霊の日まで戦没者の尊厳を守り遺骨を守るため摩文仁の丘から訴えたいとしています。

具志堅さん沖縄戦最後の激戦地に移り ハンスト