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2021年に入ってヤンバルクイナの事故が多発していることから、環境省が安全運転に努めてほしいと注意を呼びかけています。
環境省やんばる自然保護官事務所によりますと、2021年に入ってこれまでにヤンバルクイナの交通事故は11件で、そのうち10羽が死んでいて、去年の同じ時期と比べて2件多くなっています。
ヤンバルクイナは3月ごろから繁殖期に入っているため、この時期は子育て中の親鳥が道路を渡って食べ物を運んだり、雛鳥が不意に路上に飛び出したりと動きが活発的になるということです。
北部地域では、ヤンバルクイナの飛び出しに注意を呼びかける看板や、路上を渡らないで済むようにするアンダーパスを設置するなど、事故の減少に向けた取り組みが進められています。
やんばる自然保護官事務所では「スピードを落として慎重な運転を心がけてほしい」と車やバイクに乗る人たちにより一層の注意を呼びかけています。