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日本では2018年以来3年ぶりに見ることができたら天文ショー・皆既月食。月が地球の影に隠れる現象で県内各地で幻想的な赤い月が夜空に浮かびました。

日が沈み、明るさが残る石垣島の空に姿を現わした大きな月。丸い月が時間を追うごとに欠けていきます。そして午後8時9分ごろ、月が全部、地球の影に隠れました。

5月26日の夜は月と地球との距離が1年で最も近くなり大きく見える「スーパームーン」とも重なった珍しい皆既月食で、日本国内では24年ぶりとなりました。

梅雨入りしてる県内でも、多くの場所で見ることができました。そのうち国頭村の森林公園では、天文愛好家らが観察に訪れました。望遠鏡や双眼鏡などを用意して月がのぼるのを待ちますが、国頭村の上空は、雲で覆われています。

しかし、月がすっぽり隠れたタイミングの午後8時20分ごろ。歓声「わー」「みえた」雲の切れ間から月が姿を現し、天体ショーを楽しむことができました。

くんじゃん星の会会長平良太さん「雲の中から、見えたり隠れたり、最後ははっきり見えると、なかなかドラマチックな感じがして」「スーパームーンも重なったということで歴史的なイベントがきょう見れて本当に非常に良かったです」

次回、国内で皆既月食がみられるのは2022年11月8日ですが、スーパームーンが重なるのは2033年になるということです。

スーパームーンの皆既月食 県内各地で観測