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連日、多くの感染者が確認されている那覇市では、市立病院が一般診療を制限してコロナに対応できる病床を増やすことを決めました。
那覇市立病院・外間浩院長「当院は市立病院としての使命を果たすべく、不急の検査や手術による入院など一般診療の一部を制限し、コロナ患者の受け入れ病床を拡大し、診療体制を整えることとしました」
那覇市立病院では、5月27日からコロナに対応する病床を現在の28床から40床に増やします。そのため処方された薬を受け取るだけの来院や、人間ドックなど一部の診療を制限して、医師や看護師などコロナ病床に充てるスタッフを確保していくということです。
5月26日は1日の感染者が300人を超えて過去最多となり、療養者数も2000人を上回るなど県内の医療体制がひっ迫しています。
市立病院では、医師や看護師が新型コロナに感染した患者に輪番体制で24時間、対応できるようにしていますが、今週末以降、感染が高齢者にも広がっていくことが予想され、市内での感染拡大が収まらなければ病院機能の維持が困難になる可能性があるといいます。
城間那覇市長は「医療や家族を守るため市民の協力をお願いします」と感染予防の徹底を改めて市民に呼びかけました。