※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
浦添市は、16日会見を開き新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、誤って希釈用の生理食塩水のみを接種したと、謝罪しました。
松本哲治浦添市長は「ご迷惑をおかけしました、そしてご心配をおかけしました。みなさまに心からお詫び申しあげます」と述べました。
ワクチンの希釈に使用する生理食塩水のみを誤って接種されたのは15日浦添市保健相談センターでワクチンの集団接種を受けた212人のうち5人です。
集団接種では、容器に入っているワクチンの原液を食塩水で希釈したものを使用します。浦添市によると今回何らかの理由で、ワクチンを取ったあとの容器に希釈用の食塩水が注入され接種されました。食塩水のみを接種したことによる人体への影響はないということです。
再発防止策として浦添市は16日から、ワクチンの希釈と注射器への充填の作業を行う人員のほかに、工程の確認をする人員を新たに追加してチェック体制を強化しています。
また、生理食塩水のみを接種した5人については、抗体検査をするなどして特定を急ぐということです。