山城アナウンサー「楽園の海です。長田さん今日もよろしくお願いします」
長田さん「よろしくお願いします」
山城アナウンサー「今回のテーマは「GWダイビング!」です!」
長田さん「久しぶりに石垣島で潜ってきました。」
山城アナウンサー「私の地元ですね!さっそく見ていきましょう」
長田さん「石垣の北部に位置する船越漁港から、yellowsに乗って出港します。今回お世話になるのは、イエローサブマリンの峰さん。お子さんのゆいかちゃんもお休みを利用して、シュノーケリングをしに一緒に海へ。まずは、伊原間沖3kmの明石(あかいし)というポイントへ向かいますこの子は… 中学生の時に、峰さんのショップで職場体験したココちゃん。将来の夢はダイビングインストラクターだそうです」
山城アナウンサー「良い夢だココちゃん!」
長田さん「水面が鏡のような状態なので、ボートの上から、水中のダイバーが、ハッキリと見えますねー。ゆいかちゃんは、おとーさんとシュノーケリング。すぐ近くに海があって、羨ましい環境ですね」
山城アナウンサー「そうですね~」
長田さん「このポイントは、華やかなオレンジ色のアカネハナゴイがいっぱい群れている場所。透明度もまずまずです。まだ10歳なのに、素潜りの練習してます」
山城アナウンサー「おぉー!ゆいかちゃん、上手~」
長田さん「なだらかな傾斜の岩場にもアカネハナゴイがたくさん群れています。ワンポイントになるイソバナもあったりして、写真の被写体にはもってこいですね」
山城アナウンサー「確か、アカネハナゴイのオスってモヒカンのような背ビレをした魚でしたよね」
長田さん「はい、そうです。オスだけが集まってる所ありました。何やら悪巧みの相談でも?って感じですかね」
山城アナウンサー「(笑)」
長田さん「イソバナと睨めっこしている魚がいました。ユカタハタです。これ、近くにいるアカネハナゴイを捕食しようと、身を潜めているんです」
山城アナウンサー「みんな早く逃げて~!」
長田さん「どうしてもアカネハナゴイの味方についてしまいますよね~。一緒に潜った方も、一番の被写体はアカネハナゴイだったようです。他の魚もたくさんいるんですが、やはり美しいものを、いっぱい撮りたいと思うんでしょうね。私も負けじと、ビューティーポイントを探してみると…ありました!水深10mにある岩に、小さなテーブルサンゴと枝サンゴ。そして絵になるイソバナも。裏から撮ると、さらに綺麗」
山城アナウンサー「きれいですね~!」
長田さん「アカネハナゴイとキンギョハナダイの子供たちが、楽しそうに泳ぎ回ってますね」
山城アナウンサー「ん~!混ざりたい!」
長田さん「ぜひぜひ!今度一緒に遊んでみてください!こちらも、なかなかのビューティーポイント。高さ1m以上に成長したイソバナが、存在感を見せています。日陰でも育つイソバナ。力強い生命力ですね。次は、マンタに会いに行くため、川平方面へ。」
山城アナウンサー「マンタに会えるんですか!?」
長田さん「この時期の石垣島、かなりの高確率でマンタと遭遇できるんです!エントリーして5分。早速、3枚のマンタに会えました」
山城アナウンサー「マンタって1枚2枚って数えるんですか!?」
長田さん「正式には1匹2匹なんですが、見た目が魔法の絨毯のようなので、ダイバーは1枚2枚と数えます」
山城アナウンサー「ほぉ~、ダイバー用語!なんですね!」
長田さん「はい。5分後には…4枚に。サメに齧られたと思われる尻尾のないメスを追いかけ回すオスの姿もありました。グルングルン回りながら、交尾をしようと迫ります。今の時期限定で見られる行動なんですよ」
山城アナウンサー「恋の季節を迎えているんですね」
長田さん「そうなんです。移動中には、なんの躊躇もなく突進してくるマンタも」
山城アナウンサー「おぉーー!長田さん目掛けてですか!?」
長田さん「はい。そうですよね。流石に、ぶつからずに避けていきましたが、一瞬ヒヤリとしました。 この日は、至る所でマンタに遭遇。合計6枚のマンタに会えました。高校生のここちゃんも、マンタに会えて嬉しかったようです」
山城アナウンサー「これはもうGWの良い思い出ですね!」
長田さん「そうですね。港への帰り道。水面に浮いているものがありますが、何だか分かりますか?」
山城アナウンサー「ん~?見たことあるけど…なんでしょう?」
長田さん「これ、前日にサンゴが産卵したという証なんです。卵と殻が水面に集まっています」
山城アナウンサー「ということは、GWに産卵したんですか?」
長田さん「そうなんです。しっかり撮影も成功してます。ということで、次回の楽園の海では、サンゴの産卵をお見せしたいと思います」
山城アナウンサー「これがその一部なんですね!次回も楽しみにしております。今回も貴重な映像ありがとうございました。以上、楽園の海でした」