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昔懐かしのものから当時の暮らしを感じさせる珍しいものまで持ち主のエピソードとともに歴史を垣間見ることができる企画展が宜野湾市で開催されています。
宜野湾市立博物館では2018年から去年までに寄贈された品や収集したもののうち212点が新収蔵品として展示されています。この映写機は戦争の実相を伝える1フィート運動の一環として地域の子どもたちに沖縄戦の映像を上映するために使われました。
こちらの厨子甕は、展示されているもの中で一番古く、かんざしや指輪といった銀製の副葬品が入れられていて側面や内側に書かれた銘書と呼ばれる文字などに洗骨の記録が残っていため1800年代のものであるとわかりました。
そして、このランドセルは1960年代のもので持ち主が6年間の間に何度も自分で修理しながら大切に使い続けたという市民からの寄贈品ならではのエピソードもあわせて展示されています。
宜野湾市立博物館学芸担当陣野原知行さん「ものに(ある)ひとつひとつのエピソードを見ていただくことによって、寄贈していただいた資料ひとつひとつの物語をみていただきたい」
企画展は来月6日までです。