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八重山・宮古地方を襲った「明和の大津波」の痕跡を伝える展示会が県立博物館美術館でひらかれています。
この展示会は、明和の大津波の発生から2021年で250年となるのにちなみ、近年の発掘調査で確認された津波の痕跡を写真や出土品などで紹介しています。
このうち9400人もの犠牲者を出した八重山諸島で行われた発掘調査では、海岸から400メートルはなれた古い墓の中から、明和の津波で打ち上げられたと考えられる土器や陶器などが確認されています。
来場者は「うちの母とか祖父母からも、宮古に大きな津波があったという話は聞いたことがあったんですけど、ここにある資料をみて、こんなに大きな被害があったんだなというのを改めて感じてすごいびっくりしましたね」と話しました。
別の来場者は「沖縄は勝手に津波こないと思っていたので、危機感が生まれましたね」と話しました。
展示会は、5月13日までです。