※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2021年もこの時期がやってきました。4月29日夜、石垣でことし初めてのサンゴの産卵が撮影されました。撮影したのは水中カメラマンの長田勇さんです。

4月29日夜8時半ごろ待機していた石垣島の伊原間沖の西およそ5キロの沖で産卵間近のサンゴを発見。待つこと2時間、サンゴの産卵が始まりました。

ひとつ、またひとつ。暗い海に放出されたピンクの卵がゆらゆらと海面を目指して広がり、神秘的な光景です。このあと、およそ1時間に渡りサンゴの産卵が続きました。

長田さんによりますと例年よりも早い産卵ですが、これはまだ、ごく一部で「ここ数年、地球温暖化の影響で多くのサンゴが死滅してしまった石垣島で、生き残ったサンゴがたくさんの卵を放出しているのを見て感慨深かった」と話していました。

石垣の海で今年初のサンゴの産卵撮影!