9日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。県内では4月27日、新たに男女あわせて63人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
県によりますと4月27日、新たに県内で新型コロナに感染したのは、速報値で10歳未満から90歳以上までの男女あわせて63人で、4月20日から9日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。県内の累計感染者数は1万2328人となっています。
感染がわかった63人のうち30人は感染者との接触を確認してますが、ほぼ半数にあたる33人の感染経路が不明です。居住地別に見ると那覇市で16人中部保健所管内で10人、南部保健所管内で7人などとなっています。
4月27日を含めた1週間あたりの新規感染者数は581人で、人口10万人あたりだと39.83人でおよそ1カ月ぶりに40人台を下回りました。
県内の感染状況をまとめてお伝えします。きょうの新規感染者は63人、累計は1万2328人です。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は39.83人です。およそ1カ月ぶりに40人台を下回りました。カレンダーで見ると、重点措置が始まった週、14日水曜日と比べると減ってきていますが、医療体制は変わらずひっ迫しています。
医療の現状です。入院患者数は407人、重症が10人、中等症は168人です。入院調整中の方は157人いらっしゃいます。県の警戒レベルは、病床占有率が4.3ポイント増えて87.5%。重症者用の病床占有率は1.1ポイント増えて、45.5%となりました。感染経路不明は62%で、きょうの感染者のほぼ半数がどこでどのように感染したのかわかっていません。
きのう火曜日の人出を見ていきます。1週間前との比較では、那覇空港・国際通り・那覇市松山では減っていましたが、県庁前駅では増えていました。緊急事態宣言中との比較では那覇空港は11.6%、増えています。
きのうもお伝えしたように、感染症の専門家は「ピークは過ぎた」としていますが、これからやってくるゴールデンウィークの過ごし方をいま一度、家族や友人と話し合って、感染対策をしっかりしていきましょう。