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去年の泡盛の出荷量は前の年に比べて20%減少し、16年連続の減少となったことがわかりました。

沖縄県酒造組合によりますと、去年1年間の泡盛の総出荷量はおよそ1万4000キロリットルで、前の年に比べておよそ14%減り、16年連続して減少となりました。泡盛の出荷量は2004年をピークに減少傾向にあって、去年はピーク時のおよそ半分。また、泡盛の製成量も去年に比べて20%ほど減少しています。

要因は、若年層のアルコール離れや新型コロナウイルスの影響で外食や観光の機会が減ったことなどが上げられます。

この状況を受けて酒造組合の佐久本学会長は「泡盛業界の振興に向け、さらなる品質の向上とブランディングに取り組んでいきたい」と話しています。

2020年 泡盛の出荷状況