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先輩からのエールも イオン琉球入社式

4月1日、新年度が始まりました。コロナ禍の中、新社会人たちは心新たに門出の日を迎えました。那覇市の沖縄産業支援センターで行われたイオン琉球の入社式には41人の新入社員が参加しました。

目取眞総太さん「一日も早く一人前の社員として立派な戦力となるよう最大限の努力をして参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」

コロナ対策で最少人数で短時間の開催となりましたが、県外からオンライン参加した大野惠司社長は「どうしたら地域の人たちに喜んでもらえるか、自ら考え挑戦しつづける人になって下さい」と激励しました。また先輩社員からは「一緒に頑張りましょう」とビデオメッセージが送られました。

新入社員「役員や社長の言葉もそうですが、先輩社員の顔もビデオを通して見られたことで働くのが楽しみになりました」「自分らしく明るく頑張って働いていきたい」

新入社員は研修を受けた後、県内各店舗に配属される予定です。

新年度 コロナ禍のスタート

沖縄県庁にも新人127人

県庁でも1日、新規採用職員127人への辞令交付式が行われ、新型コロナ対策として、各部局の代表者に対して、知事から辞令が交付されました。

玉城知事は「皆さんには常に時代や社会の動きや要請を敏感に捉えながら柔軟な発想で職務にあたっていただきたいと思います」とあいさつしました。

新規採用職員は1日から配属された各部局で業務にあたっています。

新規採用職員の安里壮太さんは「自分自身わからないことだらけなので、先輩方の力も借りながら、少しずつでも県民の方の力になっていきたいなと思っています」と話していました。

また別の新規採用職員、渡嘉敷一矢さんは「離島(石垣島)出身なので、沖縄本島と離島の地域格差を是正したいと思い、沖縄県庁を志望しました。沖縄県民のために、より励んでいきたいと考えている」と話していました。

沖縄県庁にも新人127人

離島から沖縄本島へ「ケータイ奨学金」

離島から本島の高校に進学する子どもたちの携帯電話の通話料などを免除する奨学金制度の贈呈式が行われました。

沖縄セルラー電話が行っている離島ケータイ奨学金制度では、高校のない離島から進学を機に親元を離れる生徒にスマートフォン端末が無償で提供されるほか、在学中の通話や通信料が免除されます。

贈呈式では与那国町から沖縄本島の高校に進学する3人にスマートフォンが贈られました。

与那国町出身の生徒「感謝してます。親元を離れて二人暮らしをするので、スマホがあるだけで、毎日連絡とかもとったりすることができるので、すごい嬉しいです」

7回目をむかえる2021年、沖縄セルラー電話では例年よりも10人ほど多い、およそ60人を支援するということです。

離島から沖縄本島へ「ケータイ奨学金」