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総務省は去年9月から先月にかけて調査した県内にある漁港の放置船の実態や対策の状況を公表しました。この調査は県内の漁港管理者の自主的な取り組みを後押しする観点から総務省沖縄行政評価事務所が2020年9月から2021年2月まで実施したものです。

調査によると県内86の漁港の放置船は2016年度には697隻。2020年度は923隻と226隻増加しています。

1漁港あたりの放置船の数は本島の漁港ではおよそ7.7隻。離島はおよそ14.2隻と本島のおよそ2倍となっています。

漁船を放置した場合、放置船内や周辺にゴミが不法投棄されたり台風時に材木などが飛ばされ家屋などに被害が出るおそれがあり、漁港の管理者は船舶の所有者へモラルの徹底を呼び掛けています。

県内漁港の放置船の実態調査