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首里城の龍を彫った石川県金沢市の彫刻家・今英男さんの資料展が石川県の歴史博物館で開かれていて、沖縄県の関係者が視察に訪れました。
今さんは太平洋戦争で焼失した首里城の復元作業で龍の彫刻を担当しました。資料展では木型や図面、道具など100点が展示されています。その資料展に、3月日、沖縄県の職員や県立博物館・美術館の学芸員ら4人が訪れ、龍の彫刻や木型などを見てまわりました。
今さんの遺族は展示が終わったら、沖縄県に資料を寄贈することにしています。
県特命推進課・屋比久義課長「ありがたい。感激。これで、形としての首里城だけではなくて職人の思いも沖縄県民に伝えることができるし、さらに未来の子どもたちにも残していける」
沖縄県の関係者は「貴重な資料がよく残っていました。復元に向けて大きな手がかりになります」と話しました。