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高校生自死について県教育庁が会見

2021年1月、県立高校に通う男子生徒が自ら命を絶った事について、県教育庁は19日、第三者調査チームの調査報告を受けて会見を行いました。

県教育庁によりますと、弁護士と公認心理師で作る第三者調査チームからは、男子生徒の自殺の要因について、「部活動以外のストレス要因は見当たらない」とする調査結果が報告されました。

中でも、調査報告では部活動の顧問との関係を中心としたストレスの可能性が高いとして、部顧問から生徒に対して、過度の精神的プレッシャーが与えられていたと分析されています。

そのうえで、「再発防止のためには、部の顧問一人の問題として捉えるのは不適切であり、学校及び県レベルでの対応を含めた検討が必要」と報告されています。

調査報告を受け、金城弘昌県教育長は「心よりお詫び申し上げる」として謝罪するとともに、「再発防止に向けて全力で取り組む」と述べました。