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新型コロナの新規感染者数が44人と3月18日に続き3月19日も今月最多となりました。玉城知事は「感染拡大がリバウンドしている」と懸念を示したうえで県民に改めて対策の徹底を呼びかけました。

玉城知事「最近の感染者の発生状況を見ますと、新型コロナウイルスに対する警戒が非常に緩んでいることが懸念されます。感染拡大がリバウンドしているという様相を呈しています」

県によりますと3月19日新たに10歳未満から80代までの男女あわせて44人が新型コロナに感染したことが確認されました。感染がわかった44人のうち25人と半数以上の感染経路がわかっていません。

さらに、30代の男性に感染力が強いとされる変異株「N501Y」が見つかり国立研究所で調べることになっています。

警戒レベルを判断する指標では「直近1週間の新規感染者数」が3月18日に第4段階の「感染まん延期」に悪化し、さらに、3月19日に「療養者数」も「感染まん延期」になってしまいました。

20代から50代で感染が増加しており特に飲食によるクラスターが目立っていることから大人数での飲み会などを控えるよう注意を呼びかけています。

玉城知事「直近1週間の感染拡大のペースからざっくり試算すると4月15日には1週間に700人以上もの新規感染者となてしまいます。私たちはまた再流行の入り口に立たされているといえると思います」

また関東の1都3県に国が出している緊急事態宣言が3月21日に解除されることから玉城知事は「人の往来が増えるため自己防衛的な対策を取ってほしい」と述べ移動の際はPCR検査を行って対処して欲しいとも呼びかけました。

玉城知事「コロナウイルスが相手では「なんくるないさ」ではなんくるできません。一人ひとりの自覚と行動によってしか、このコロナウイルスを徹底的に抑え込むことはできない。そのことにぜひ、もう一度しっかり考えていただき、徹底して、続けていただくこと。心からお願いを申し上げます」

コロナ新規44人 知事「感染拡大がリバウンド」