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地域の言葉の魅力を子どもたちに伝える「しまくとぅば講師」の認定式が先週行われました。認定証を受け取った「しんしー」たちにその思いを聞きました。

しまくとぅばの普及継承を担う人材を育成するため2018年に開講された「しまくとぅば講師養成講座」子どもたちへの指導法や、琉歌、離島の言葉などを学んでいきます。

波照間永吉センター長 宮古言葉(マムヤがあやぐ)「やあの とずの かざや ゆすばりゃの かざ(家の妻の匂いはおねしょの匂い)あぱらかが かざあ にふにりの かざあ(美人の香りはみかんの香り)」「でーじだね(笑い声)」

先週日曜日、最終試験を乗り越え見事合格した受講生たちに認定証が授与されました。

受講生 赤嶺なをみさん、しまくとぅばで「(これからは今まで習ってきたことをもとに、さらに勉強ししまくとぅばと沖縄のちむぐくるを広げていこうと思っています)」

受講生たちは3年間初級・中級・上級と養成課程を進み、週に1回、3時間の授業を受け、試験をクリアしてきました。受講生「3年間も頑張れると思わなかったので修了できてうれしく思っています」

受講生「自分たちの生まれ育った場所の言葉・文化がいいものなんだよということを認識してもらえるような取り組みができたらいいなと思います」

94人が受講した初級から50人が中級へ進みましたが上級にたどり着いたのは36人。選ばれし先生たちなんです。と、認定証を受け取った人のなかに、見覚えのある男性が!読谷村出身の知花竜海さん。去年しまくとぅば検定に親子で挑戦し、最難関の6級に合格。さらに今回しまくとぅば講師の試験にも受かり、ダブル合格を果たしました。

知花竜海さん「最終試験が本当に難しくて」「もしかたしたら、落ちたかもしれないなと自信がなかったんですけど無事に合格できて、本当にうれしかったです」

しまくとぅば講師認定式 めーにちしまくとぅば Season2 #8

知花さんはこれまで20年以上、独学でしまくとぅばを学んできましたが講座を受けて初めて知ることもたくさんあったそうです。

知花竜海さん「宮古・八重山・与那国の違いっていうのを、こんな風に違って、共通のパターンもあってっていうことが知れて俯瞰的に琉球の言葉が知れて良かった」Q今後は?「自分たちの島に誇りも持てて、世界に飛び出していく自信につながると思うので、それを応援していきたいです」

しまくとぅば講師、1期生となった36人のしんしーたち。味わい深い島の言葉を未来へつないでいきます。




しまくとぅば講師認定式 めーにちしまくとぅば Season2 #8

めーにちしまくとぅば

はいたーい、わんねーコトハちゃんやいびーん。知花さん、おめでとうございます!きょうはお祝いですね!!

知花竜海さん「おーえんしっち とぅらちゃびたる、わったーとぅじ、うりから くゎ、やーにんじゅーぬ ちゅぬちゃーんかい まーさむん かみーが そーてぃ いかなやー でぃち うむとーいびーん」

ここで問題!知花さんはなんて言ったんでしょうか?