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辺野古新基地建設を巡り、国が本島南部の土砂を使う計画を示していることについて、遺骨収集ボランティアの代表が、県議会と市町村議会に土砂使用の断念を国に求めるよう要請しました。
2021年3月17日午前、県議会事務局を訪れたのはガマフヤーの具志堅隆松代表です。辺野古新基地建設を巡り、国が沖縄戦の激戦地だった糸満市や八重瀬町から埋め立て用の土砂を使う計画を示していることに対して要請では、県議会に土砂使用の断念を国に求めました。
その後、那覇市議会にも、直接手渡ししたほか、断念をすでに訴えている宜野座村議会を除く県内の39市町村議会には、要請書を郵送で送付しました。
沖縄戦遺骨収集ボランティアガマフヤー具志堅隆松代表は「南部からの土砂採取を止めてほしいという。県内の各市町村議会で、やはりそういう意思を表明してほしい」と話しました。
具志堅さんは、来月上京し防衛省へ計画の断念を求める要請を行う予定で、「声を直接届けたい」としています。