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県は2021年3月16日新たに28人が新型コロナに感染したと発表しました。県内では1日あたりの新規感染者数が8日連続で先週の同じ曜日の数より上回っています。
県によりますと2021年3月16日県内で新たに10歳未満から80代の男女あわせて28人が新型コロナに感染したと発表しました。
このうち7人は感染者との接触が確認されていますが、残りの21人の感染経路は不明です。感染経路不明の患者が増加していることについて県は、今後の調査で明らかになることもあるとしたうえで、「市中に広がっている可能性もある」としています。
また、1日あたりの新規感染者数が2021年3月8日週の同じ曜日より上回る日が続いていることから県は、「感染が増加傾向に向かっている可能性がある」として危機感を示しています。
ワクチン接種体制で那覇市が対策本部会議
2021年4月下旬から始まる新型コロナのワクチン接種への対応について那覇市は2021年3月16日危機管理対策本部会議を開き、全庁体制で取り組むことを決めました。
城間幹子那覇市長は「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた市民のワクチン接種が円滑に進められるよう全庁的な体制で取り組むことが決定されました」と話しました。
那覇市は、2021年4月中旬から65歳以上の高齢者を対象にワクチンの接種券を送付し2021年4月下旬から接種を始める方針です。全員の接種が完了するまでに2か月半から3か月かかると見ており市では今回、他の部署からも必要な人数を確保することを決めました。
また、施設などに入院し移動が困難な高齢者に対して、医師会などが巡回しその施設で接種が出来るような体制にするとしています。