※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
ソメイヨシノに似た淡い色合いが特徴の珍しい桜「クメノサクラ」が本部町で開花のピークを迎えています。
クメノサクラは久米島に自生する桜で、1950年代に本部町伊豆味に持ち込まれました。集落内の広場や住宅などに植えられ、およそ1000本にまで増え、今、満開の時期を迎えています。
咲きはじめは白い色をしていますが、数日かけて徐々にピンク色に染まり「高貴な香り」を漂わせるのが特徴です。
本部町花いっぱい推進協議会伊豆味支部・徳村政邦事務局長「鼻を近づけると、素晴らしい高貴な香りがします。風が吹いたときサラサラサラサラ、ヒラヒラヒラと桜吹雪のようになります。非常に情緒豊かな、心洗われるそういう桜だと思います」
本部町伊豆味のクメノサクラは、来週半ば頃まで楽しめるということです。