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県内では3月10日、新たに新型コロナに感染していた高齢者2人の死亡と28人の感染が確認されました。
県によりますと、死亡が確認されたのは新型コロナへの感染がわかった後、治療を続けていた70代と90代の男性あわせて2人です。
また3月10日新たに10代から80代の男女あわせて28人の感染も確認されています。このうち18人は家族内や飲食などで感染者との接触が確認されていますが、残りの10人の感染経路は明らかになっていません。
緊急事態宣言の解除から10日となりましたが、1週間あたりの新規感染者数が前の週より増えていたり、飲食での感染も相次いでいたりするため、県は引き続き対策の徹底を呼びかけています。
県内の感染状況などをまとめてお伝えします。
きょうの新規感染者は23人です。これで累計は8354人となりました。人口10万人あたりの感染者数は9.38人と、きのう時点では全国4位と多くなっています。入院患者数は165人で、重症は2人、中等症は62人です。
つづいて、県の警戒レベルをみていきますと、きのう流行警戒期に引き上げられた重症者用の病床占有率は、12.5%と、1.4%増えました。
きのうの県内の人の流れは、県庁前駅と那覇市松山では減りましたが、国際通りと那覇空港では増加が目立ちます。特に那覇空港は、県の緊急事態宣言中と比べて32.4%増えています。
春はなにかと人の流れが多くなるシーズンです。引き続き、感染対策をしっかり行っていきましょう。