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辺野古の埋め立てに本島南部の土砂を利用する計画に反対しハンガーストライキを行っている具志堅隆松さんについて、連日お伝えしています。4日、外国メディアの特派員に対し南部の土砂を埋め立てに使用することは許されないとの強い思いを語りました。
辺野古の埋め立てにまだ沖縄戦戦没者の遺骨が残っているとされる本島南部の土砂を利用する計画に反対するため具志堅さんが実施しているハンガーストライキも4日で4日目を迎えました。4日はこの問題を訴えるため、外国特派員協会に向けオンラインで記者会見を行いました。
具志堅隆松さん「きょうで4日目ですけど物の考えが少しペースダウンしています。誰かと話をしていても言葉が出てこないときがあります」
ハンストも4日目となり、現在の体調をこう語った具志堅さんですが、本島南部の土砂を辺野古の埋め立てに使うことは許されないという強い気持ちは揺らいでいません。
具志堅隆松さん「南部の土砂、人骨が混ざっている土砂を埋め立てに使うということにはともに声を上げることができる問題だと思っています。これは基地に賛成か反対か以前の人道上の問題です。戦没者が今冒とくされようとしている、海に捨てられようとしている。それを止めるためのハンガーストライキです」
また具志堅さんは、自らの行動を通して、この問題を多くの人に知ってほしいと訴えました。
具志堅隆松さん「多くの人がハンガーストライキに参加することを望むというよりも、私は多くの人にこの事実、国がこういう非人道的なことをやろうとしていることを多くの人に知ってもらいたいというのが私の目的です」