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沖縄の風土性を表現した絵画やデザイン、イラストなど多才ぶりを発揮し、2019年、68歳で亡くなった高島彦志さんの遺作展が開かれています。
名護市の公募展で1994年の大賞に輝いた作品「あけみおの詩」。背景の黒と明るい色彩のコントラストにシーサーの表情が印象に残ります。
高島さんは県内の放送局に勤めながら、沖縄の風土性を独創的に表現した作品を数多く制作。デザインが那覇空港のステンドグラスに採用されたりと、マルチな才能を発揮しました。
高島彦志画集プロジェクト鎮西公子さんは「マンガ、似顔絵、デザイン、イラスト、それから油絵。多種多様な表現をしている作家」と話します。
高島さんの遺作展「南風の記憶」は浦添市美術館で3月7日まで開催されています。