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コラソン最終戦…勝利ならず

シーズン最終戦、日本ハンドボールリーグ・琉球コラソン。多くのファン”ファミリア”が駆け付けたこの一戦に特別な思いで臨む選手がいました。それが三村裕幸(みむら・ひろゆき)

チームの得点源として5年間在籍、しかし、ここ数年は思うようなパフォーマンスができず、この日を最後に引退を決めていました。

琉球コラソン三村裕幸 選手「応援してくれる人がかなり周りに増えて、それを支えに今シーズンやって来られた」

ここまでの8連敗を抜け出したいコラソン。しかし、序盤から試合は相手ペースに。コラソンも連続得点で勝機を探りますが、6点ビハインドで前半を折り返します。

後半には三村の大学の後輩でもある2年目のホープ・村田龍が躍動!相手を追いかけます。

琉球コラソン村田龍選手「(三村選手が)入らない時は自分が決めようという思いはあった何としても花を持たせたいという思いはあった」

するとその直後に気を吐いたのは三村!会場を沸かせます。

琉球コラソン三村裕幸「いつものゴールとは違う感じがしてすごい嬉しかったです」

何とか流れを引き寄せたいコラソン。しかし、三村の引退に華を添える勝利は叶わず。少しずつ力をつけてきた若い力を軸に来シーズンこそ”強いコラソン”を目指します。

琉球コラソン東長濱秀作監督「個人の技術や体力を向上させつつハンドボールIQというかチーム力も含めて高める準備はまだまだ必要だなと思っている」