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3月1日、県立高校で卒業式が行われ3年生たちが慣れ親しんだ学び舎を後にしました。このうち浦添高校では3年生387人が卒業式に臨み一人ひとり卒業証書を受け取っていきました。
儀間清浩校長は「チャレンジ精神と母校のことも忘れることなく羽ばたいて下さい」と卒業生を激励しました。
卒業生を代表して吉濱美優さんは「新型コロナの影響でたくさんの行事ができず悔しい思いをしたがきっと何倍も強くなっているはず」と述べ保護者に恩返しができるように頑張っていきますと感謝を伝えました。
卒業生「浦高、最高!!」
式典を終えた卒業生たちは校庭でも後輩や保護者の祝福を受けていました。女子の卒業生は「思うようなことが出来ない1年になったが周りの友達のおかげでコロナ禍の中でも楽しく過ごせた」と話し、男子は「(応援)団活動を1年生のころから先輩と協力していろいろ頑張って来られたのが楽しかった」と話していました。
また、筋力が低下する難病を患い車いすを使って生活する金城栄斗さんは写真の作品で賞を獲得するなど写真部員として活躍しました。
金城栄斗さんは「(卒業で)ちょっと寂しい気持ちもあるが、(4月から)大学に行くことが決まっているのでうれしい気持ちもある。将来は図書館司書になりたい」と話していました。
進学や就職などそれぞれの道を歩む卒業生たちは、高校生最後の日、ぎりぎりまで仲間との別れを惜しんでいました。