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県内では2月12日、2人死亡・16人の感染が新たにわかりました。新型コロナの感染で亡くなったのは宮古島市に住む90歳以上の男性とうるま市に住む90歳以上の女性あわせて2人でこれで、死亡した人の累計が99人となりました。
また2月12日新たに10歳未満から80代までの男女あわせて16人の感染も確認されています。感染がわかった16人の感染経路について12人は家族内や施設内で感染者と接触がありました。その他、うるま市の医療機関で発生したクラスターは新たに17人の感染がわかり合計64人の集団感染になりました。
また、南部医保健所管内の医療機関で発生したクラスターでも新たに4人の感染がわかり感染者数が34人に増えています。
宣言の前倒しできる状況にはない
少しずつ感染状況が落ち着きつつありますが玉城知事は緊急事態宣言の前倒し解除について慎重な姿勢を示しました。
玉城知事「医療体制が厳しい状況が続くものと思われますので、緊急事態宣言を解除するということにはまだ至らないのではないかというふうに考えております」
県の警戒レベルを判断する7つの項目のうち「直近1週間の新規感染者数」や「感染経路がわからない事例の割合」などは減少傾向にあります。しかし、「病床占有率」がほぼ横ばいで高止まりが続き重症、中等症の患者は宣言を出した1月20日の時より増加しているため解除を前倒しする段階にはないということです。
また、玉城知事は、時短に応じない飲食店や、入院を拒否する患者などに行政罰を与えることができるようになった新型コロナ関連法について「よほど悪質な状況でない限り、罰に踏み込むことはない」と述べています。