県は新型コロナの感染拡大を防止のため旧正月を前に不要不急の外出を控えるよう呼びかけていますが、県内では2021年2月11日新たに、新型コロナに感染した男性2人の死亡と男女16人の感染を確認しました。
県によりますと、沖縄市に住む80代の男性とうるま市に住む70代の男性の死亡を確認しました。2人は集団感染が発生した施設で感染し、今月4日と9日に死亡しました。これで、新型コロナ関連で死亡した人の数は97人となりました。
また2021年2月11日、新たに20代から80代の男女あわせて16人の感染が確認されました。これまでの累計感染者数は、7944人となっています。感染がわかった16人うち11人は感染者と接触があり残り5人は不明です。
また南部保健所管内の医療機関で発生したクラスターでさらに5人の感染がわかり合わせて30人になったと発表しました。
県内の感染状況をまとめてみていきます。
新規感染者はグラフを見る限り、減少傾向にあるようにみえます。緊急事態宣言の効果、そして1人1人の自粛が実を結んできているといえそうです。ただ、気は緩められません。きょうも2人の死亡が確認されて、今週に入って5人の方がなくなっています。
県の警戒レベルは、直近1週間の新感染者はようやく第4段階から宣言解除の目安となる第3段階に下がりました。これは去年12月25日以来のこととなります。ただ、重症者用の病床占有率はふたたび第2段階から第3段階に上がっています。
アグープのデータをもとにQABがまとめたところ、人の流れは減っているところが多く見えますが、きょうから人によっては連休という方もいますし、あすは旧正月です。我慢が続き苦しいですが、不要不急の外出を控えて、仮に出なくてはならない時も密を避けて行動するようにしてください。