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2021年の春に県立芸術大学を巣立つ学生たちの研究成果を披露する作品展が県立博物館・美術館で始まりました。

県立芸術大学卒業・修了展は、絵画や彫刻、デザインなど5分野を専攻する学生69人の作品を紹介するものです。

2021年は、新型コロナの影響で制作期間が限られるなかで、染付けした陶器の置物を球状の器に入れカプセルトイにみたてものや、自分で組み立てるランドセルなど、学生たちが思索を重ね制作した作品が展示されています。

このうち、大城史織さんの漆芸作品「優游涵泳」は、漆を染み込ませた麻布を何層にも重ねて作った3メートル近い長さの照明で、北中城村長賞を受賞しました。

大城史織さんは「新しい漆の形として、色々思いを込めての作成だったので今回の賞は本当に嬉しいなと思っています」と話しました。

作品展は2021年2月14日までひらかれています。

県立芸大 卒業・修了作品展