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ものづくりに挑戦した生徒たちの作品が那覇市内の施設に贈られました。
2021年5月20日に市制100周年を迎える那覇市。2月9日、市役所に残暦板が設置されました。
制作したのは、県立沖縄工業高校情報電子科の生徒8人で、たて180センチ、よこ90センチの大きさ、カウントダウンのためのプログラム制作から外装やロゴづくりを手がけ、およそ7カ月をかけて完成しました。
プログラム担当の運天千歳くんは「(那覇市制)100周年の事業に携わることができてとても誇りに思っている。高校生にしては頑張ったという目で見てほしい」と話しました。
訪れた人の目を引く残暦板は、2021年5月20日まで正確に時を刻んでいきます。
一方、こちらは那覇市の老人ホームで行われた寄贈式です。陽明高等支援学校の3年生6人が施設に贈ったのは木製の三線立てです。選択授業で2年生のときから学習し制作を続けたという三線立ては、それぞれの形が少しずつ異なっていて、一つひとつに手作りの味を感じることができます。
陽明高等支援学校の高見美桜さんは「全部の部品が5種類あるのですが、それを磨くのに2カ月以上もかかって、6人全員で一致団結してできたのでよかった」と話しました。
生徒たちの集大成を受け取った老人ホームの内間幸男所長は「心のこもった三線立てを大切に活用していきたい」と感謝を述べました。