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県独自の緊急事態宣言は2月4日に延長の判断が決まりますが、県では2月3日、新たに10歳未満から90代までの男女あわせて60人の感染がわかりました。
感染がわかった60人のうち42人は感染者と接触があり「家庭内」がその半数以上を占める28人となっています。県は家庭内での感染が増えていることから「気付かないで家庭にウイルスが持ち込まれるケースが多く、手洗いやマスクの着用、高齢者がいる場合は自主的に隔離すべき」と改めて感染対策の徹底を呼びかけました。
また、家庭内クラスターも起きていて、1月15日から1月18日にかけて6人の感染がわかったことで113例目のクラスターと認定されました。
感染拡大が続く宮古島でも2月3日、新たに8人の感染が確認され、人口10万人あたりの感染者数は2月3日の速報値で162.93人と依然高い数値になってます。
県内の感染状況と医療の現状をまとめてお伝えします。きょうの新規感染者数は、きのうより14人増えて60人です。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は、28.90人で、緊急事態宣言が出される前の先月15日と同じぐらいの数字になってきました。
しかし、医療の現場は未だひっ迫しています。入院患者数は372人で、重症は6人、中等症は167人で、入院調整中は70人となっています。病床占有率はきのうよりおよそ2%増えて92.1%です。100%に近づきつつあります。
那覇空港では、県外からの持ち込み事例を防ぐため、きょうから予約制のPCR検査を行っています。
県内の状況をみると、県の緊急事態宣言解除はもう少し時間がかかりそうです。あす、県は宣言の延長について判断するとしていますが、引き続き、「うつらない」「うつさない」ための感染症対策を行っていきましょう。