24日、今帰仁村で行なわれたノルディックウォーキングです。コロナ禍でどう運動を取り入れていくか対策を徹底しながらの開催となりました。
スキー選手の夏場の体力トレーニングを参考に25年ほど前、北ヨーロッパで考案されたノルディックウォーキング。総合型地域スポーツクラブなきじん通称ナスクではでは毎年この時期に大会を開いていてきのうで12回目を迎えました。
2本のポールが杖の役割を果たし腕を振って歩くと力をいれなくても自然とポールが地面をついてウォーキングを楽にしてくれます。簡単で運動効果もあることから生涯スポーツとしても注目されています。
山内響クラブマネージャー「健康増進ということも含めてまた屋外でのイベントなのでしっかり新型コロナ対策もふまえながら運動をするきっかけをつくっていけたらと考えている」
またナスクではノルディックウォーキングを通して今帰仁はじめやんばる地域の魅力を県内外に発信しています。
山内響クラブマネージャー「本来、一番桜ノルディックウォーキングの方は県内外からの参加者を対象に行っている大会になるが今回は新型コロナウィルスの影響もあったので県内の方を対象に規模を縮小した形で実施することになった。
介護予防運動指導員でナスクの理事を務める矢貫明子さんは体を動かす場を守ることも大切だと話します。
矢貫明子さん「心が元気になるようなことも大切なことだと思うので、免疫力を高めることであまり引きこもりすぎないようになるということも大切ではないか」
7km、12kmと設定された2つのコース。参加した人たちはそれぞれ自分のペースでやんばる路を楽しんでいました。
参加者「特に坂は楽。きょうはそんなにまでキツイという感じはしない」
参加者「きょうはすごく天気も良くてとても楽しかった」
12kmコースのゴールは古宇利島。風はありましたがあたたかな陽気の中景色を満喫しながらの大会となりました。
人と人との距離を十分に保ちながらの開催となりました。新型コロナの影響の中体と心の健康を守るための工夫と努力も必要になってきます。