学校や毎日の買い物、通勤はどうなるのでしょうか。これからの生活がどう変わるのか、それぞれの対応をまとめました。
県立学校は、学習の機会を保障する観点から一斉休校などは行われません。感染拡大防止対策を徹底しながら教育活動を継続する方針で、各市町村にも県立学校と同じ対応を求めます。
県内11の市町村ではQABの取材に「通常通り授業を行う」と回答しています。ただ、部活動について、宜野湾市では平日は1時間、土日は2時間に限定し、接触する活動や練習試合は禁止です。
石垣市では、本島への大会派遣をどうするか今後検討するとしています。その他の市町村でも試合や合宿などについて対応の協議が続いています。また、那覇市では、今月末から来月にかけて行われる小学校の入学説明会は、あいさつなどを短くして実施するとしています。
生活必要品を扱うスーパーは、食品などの売り場は通常営業としていますが、フードコートなどの営業時間を短縮します。
このうち、イオン琉球は、きょうから来月7日まで、サンエーは、あさってから当面の間、直営の外食店舗や、フードコートなどでそれぞれ、夜8時までの営業となります。
また、メイクマンでは、あすから当面の間、沖縄本島内7店舗の営業時間を1時間短縮し、午後7時までとします。
公共交通機関にも変化が出ています。沖縄都市モノレールでは、コロナ禍での乗客の利用実態をふまえさきほど、減便することを決めました。朝の通勤時間帯の本数はそのままですが、今月22日から昼間の時間帯は運転間隔を8分から10分にするなど、ダイヤが改正になります。
沖縄バス協会によりますと、路線バスは、前回の緊急事態宣言の時のように一部エリアで平日に休日ダイヤを実施するか、今後検討するとしています。
観光施設や公共施設の対応です。県立博物館・美術館、県立図書館は、通常通りの開館。首里城公園、沖縄美ら海水族館についても、通常通りの開園です。
一方、県総合運動公園は、きょうから体育館や陸上競技場などの施設の利用時間を1時間短縮し、夜8時までとした他、キャンプ場は日帰りのみの利用に制限しています。