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「見せる復興」に取り組む首里城で、18日、奉神門の瓦ぶき作業が公開されました。
比嘉夏希記者「正殿前の御庭に続く最後の門がこちらの奉神門ですが、火災で損傷した北側の瓦をふく作業が公開されました」
18日から始まった、首里城奉神門の瓦ぶき作業。職人たちが木の枠組みに沿って、1枚1枚、赤瓦をふいていきます。
およそ1年前の火災で、奉神門は全焼した北殿との接続部分だった北側の屋根や外壁を焼失しました。今回の修復で使われる赤瓦は、平瓦や丸瓦などあわせて1万3000枚で、うるま市の赤土と南城市のクチャを混ぜて制作されたものです。
沖縄総合事務局譜久山誠首里出張所長「奉神門が正殿などの主要な構造物の入り口になりますので、それがいち早く出来上がるということで、ぜひ観光客の皆様にもご覧になっていただきたいと思います」
奉神門の瓦ぶき作業は3月上旬までに、木造部分の漆塗り作業は3月末までに完了する予定だということです。