楽園の海、今年一発目は私、沼尻が担当致します。長田さん。あけましておめでとうございます!さて、今回のテーマは『2021年初潜り!』です。
長田「今年は、正月の2日に初潜りしてきました。年末は、強風が吹いて海も大荒れでした。元日は、まだ波が高かったため、初潜りの日を正月の2日にしました。北谷町の浜川漁港から、友遊丸に乗船します。今回お世話になるのは、JAMマリンクラブの永窪さん。ガイドも担当していただきます」
長田「読谷沖およそ2kmにある伊奈武瀬(イナンビシ)というポイントを目指します。途中、虹も出てくれました」
なんだか、良いことが起きそうですね!
長田「港から20分でポイント到着です。北風吹いても潜ることができるので、これからの冬場に重宝するポイント。見て下さい!エントリーする時には、見事な虹が出現!」
長田「水底から見上げる太陽!水温23.5度の海の中。気持ちいいです。ガイドの永窪さんが何やら説明を『黄金の草原』と書いてますね~」
確かに、黄金色の草原が広がっているように見えます。
長田「ここのポイントは、ソフトコーラルが群生しているんですが、茶色系のサンゴが密集しているので『黄金の草原』と呼んでいるそうです」
サンゴというとピンクや黄色のイメージですが、○○で綺麗ですね~!
長田「水深16mの水底で、カメラ構えてますね~」
もしや、新年一発目の生き物ですね!
長田「その正体は…イシガキフグです。普通は逃げるんですが、寝ぼけてるんでしょうか?なぜかダイバーに近づいて行くイシガキフグ。絶好の被写体となってくれました」
安全だとわかって近づいているんですね!
長田「この日、ガイドの永窪さんには今年の干支である牛に因んだ生き物を探して下さい!とリクエストしてました」
それらしき生き物は見当たりませんが…なんでしょうか?
長田「出ましたウミ”ウシ”で~~~す」
長田「体長5cmほどのシライトウミウシ。触覚に指を近づけると…気配を感じて引っ込めます。大きさは牛っぽくありませんが、ゆっくり前に進む姿は、牛っぽく見えませんか?」
少し無理もある気がしますが、今年の海の干支探しは成功ですね!
長田「ここのポイントはクマノミもたくさん。ハマクマノミが住んでいるタマイタダキイソギンチャク。同じ種類なのに、色は様々。このクマノミ、性格は攻撃的です。ピンク色のクマノミは、ハナビラクマノミ。性格は大人しめ。奥に住んでいるのはカクレクマノミ。性格はとてもシャイ。背中が白いセジロクマノミ。ここのポイントでは、クマノミ5種類が見られます」
可愛いクマノミでもこんなに見た目や性格が異なるんですね。
長田「ここのポイントは、バリエーションが豊富で、岩陰を除くと…アカマツカサがたくさん群れてます」
あれ?一匹だけ違う種類が混ざってませんか?
長田「これはホウセキキントキ。多分、自分はアカマツカサ!って思っているんでしょうね」
確かに似ていますが、こういうこともあるんですね!
長田「こちらは、ほぼほぼ寝ぼけているアオウミガメ。ダイバー慣れしているのか、全然逃げませんでした。とっても楽しい初潜りとなりました」
長田「私が毎年、初潜りで会いたいと思っているウミガメに、今年も無事会うことができました」
今回も貴重な映像ありがとうございました。以上、楽園の海でした。