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沖縄で初開催となった「Japan Trophy」距離も時間もとにかく長いレースなんです。
10日午前4時。那覇の夜道を続々と走り始めたランナーたち。沖縄初開催となった「Japan Trophy」
那覇市奥武山をスタートし国道58号や西海岸沿いをひたすら北上。北は名護で折り返し、その後は、東海岸を南下し、本島南部・糸満市をぐるっと回って、再び奥武山を目指す総距離200キロ。制限時間30時間というレースです。
長引く新型コロナの影響で国内外で軒並みレースの中止や延期が相次ぐ中で長距離ランナーたちのモチベーションの維持や、今後の大会の参加資格となるタイム作りのために沖縄で初めて開催されることになり、県内外から約50人の選手たちが出場。
ランナーたちが挑んだ沖縄の旅路は暖かな日の出や、虹のアーチ。突然の激しい雨など時にランナーを励まし、時に試練を与える長時間ならではのレース模様となりました。
そんな過酷なレースに、沖縄から出場した選手の姿もありました。
Q:ずばり目標タイムは?
向江司さん「一応20時間切りですね、だからスタートが4時なので夜12時くらいにはゴールできたらと思っています」
向江司さん。日頃からアスリートとして活動…しているわけではなく…
職業は「かつ丼屋の店長」!
向江司さん「自分の実家が神戸で蕎麦屋をやっていましてそちらと同じ材料を大阪から取り寄せてこだわりのだしでやっています」
そのカツで、お客さんの胃袋を満たしてきた店長が過酷なレースに、そして自分自身との闘いに勝つことができたのか?かつ丼屋店長の200キロに密着です!