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沖縄で古くから作られてきた染料「藍」の魅力を伝える企画展が県立博物館・美術館で開かれています。
「沖縄の藍」展では、琉球王国時代の衣装など選りすぐりの藍染め作品をはじめ、その製造工程や原料となる琉球藍が昭和初期までサトウキビと並ぶ換金作物だった歴史などが紹介されています。
またヨーロッパやアフリカ、アジアなど世界各地の貴重な藍染めの作品が製造工程とともに展示され、国や地域で異なる原料や技法から生み出された様々な藍の姿をみることができます。
県立博物館・美術館の大湾ゆかり学芸員は「藍の製造自体は、大変苦労も多いんですけど、そこから生み出される藍の染料自体の美しさ、できていく過程の中の化学変化の面白さ、それを体感できる企画展にしています」と話しました。
企画展「沖縄の藍」は1月24日までひらかれています。