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普天間基地周辺の住民が夜間の飛行差し止めや騒音による健康被害の認定などを求める第3次普天間爆音訴訟を2020年12月25日那覇地裁沖縄支部に起こしました。
今回の訴訟で原告となったのは4182人で訴状では国に対し、アメリカ軍機などの夜間の飛行差し止めや基地から発生する騒音による健康被害の認定と総額68億円あまりの損害賠償を求めています。
普天間爆音訴訟団・島田善次団長は「コロナのせいでどうなるかと思われたが、きょうを迎えることができてよかった。これから第三次(訴訟が始まる)、闘いは長いかもしれないが、我々はあきらめない」と述べました。
これまでの爆音訴訟では、騒音被害の損害賠償は認められましたが、飛行差し止めについてはその運用を政府は制限できないとする「第三者行為論」によって認められず原告の弁護団は、この訴訟で「第三者行為論」を覆したいとしています。