※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

国内外での公演活動を続ける演舞集団「残波大獅子太鼓」。新たな音で新年を迎えようと、大太鼓の革の張り替えを行っています。

南城市の「おきなわワールド」で24年間公演を続けている「残波大獅子太鼓」。和太鼓を中心にエイサーや琉球舞踊を取り入れた演舞を披露しています。1986年に読谷村で結成され、国内外の舞台で和太鼓と沖縄の舞踊の魅力を発信してきました。

きょうは団体の目玉ともいえる大太鼓の革の張り替えが行われました。直径140センチ、重さ350キロある大太鼓で、石川県から訪れた和太鼓のスペシャリストが作業を行っています。

浅野太鼓楽器店・浅野恭央社長「こういった大きな太鼓になると、一番丈夫な牛の革をうちでは使っている。一気に革を張ることはできないので、少しゆっくり時間をかけ革を伸ばしていく。」

大太鼓は長年使うと革が伸びて音が鈍くなってしまうということで、今回は10年ぶりの張り替えです。

残波大獅子太鼓・新垣史乃リーダー「ちょうど年末なので張り替えをしてもらって新しい音で年を越して新しい音で年を迎えたいそれを多くの人に2021年見てもらいたいと思う。」

新型コロナの影響で公演のままならない厳しい1年でしたが、新しい音と気持ちで新年を迎えます。

新たな音で新年を 残波大獅子太鼓 革の張り替え