※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

首里城の地下にある旧日本軍の司令部壕跡を戦争遺跡として文化財の指定や保存などを求め、市民団体が県へ要請しました。

要請を行ったのは沖縄平和ネットワークの北上田代表ら3人です。そのなかで首里城再建に合わせ旧日本軍の第32軍司令部壕の文化財指定や学術的な発掘調査と平和学習の場としての公開を求め、全国から募った2127筆の署名と合わせて要請書を県へ渡しました。

沖縄平和ネットワークの北上田源代表は「司令部壕跡は、沖縄戦に向き合い、戦争の悲惨さと平和の尊さを学び、世界に発信する拠点になるものと確信しています」と訴えました。

これを受け県の担当者は、「司令部壕が果たした役割などの歴史的な価値を次世代に残すため専門家などによる委員会を設置し検討する」と答えました。

第32軍司令部壕の学術調査と保存で要請