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宜野湾市の緑ヶ丘保育園でアメリカ軍ヘリの部品が見つかった問題。県警が「ヘリの落下物と特定できない」と結論づけたなか、2020年12月21日外務省の職員が初めて園を視察しました。
園長や保護者らが要請を行ったことを受けて現地を訪れた、外務省沖縄事務所の官澤副所長。神谷園長からは部品が見つかった当日の様子や3年が経った今も変わらず園上空を軍用機が飛ぶ状況について聞いたほか、琉球大学の渡嘉敷准教授から騒音状況について説明を受けました。
官澤副所長は、「日米で合意した飛行ルートを守るようアメリカ側に伝え結果につながるように働きかけていく」と述べたうえでさらに「今まで皆さん政府の職員から何回も聞いてきたことだと思っているかもしれませんけれども、我々としては粘り強く働きかけていくしかないと思いますので私自身も努力をして対応していきたい」と話しました。
視察後、神谷武宏園長は言葉を詰まらせながら「今回副所長は目を見て話しをしてくださいました。誠意を感じましたので語った言葉を責任を持って園上空を飛ばせない働きを担っていただきたい。一緒にやりましょう」と訴えました。