※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

こちら、覚えていらっしゃいますか?宜野湾市の保育園で見つかったアメリカ軍のヘリの部品です。あれからきのうで3年。保護者らが8日、沖縄防衛局を訪れました。

緑ヶ丘保育園・神谷武宏園長「これはきょうです。けさ4機が普天間基地から離陸していきました」

冒頭、8日朝に撮影した保育園上空を戦闘機が飛ぶ様子を沖縄防衛局の田中局長に説明した緑ヶ丘保育園の神谷園長。2017年12月、宜野湾市の緑ヶ丘保育園で見つかったアメリカ軍ヘリの部品をめぐってはアメリカ軍が落下を認めておらず、未だ原因が解明されていません。

保護者らは8日、原因究明や再発防止、保育園上空の軍用機の飛行禁止など、3年間求め続けていることを改めて訴えました。

保護者「きょうの時点で戦闘機が4機飛ぶ、子どもたちが耳をふさぐ。3年前よりひどくなっている。一体どういう調査をして、米軍と話して、国としてこの3年間どういうことをやってきたのか、今の回答で全然納得できない」

これに対し、田中局長は「逐次、安全面に最大限配慮するよう米側に求めている」と繰り返しました。

保護者らは12日土曜日、これまでの活動を報告し、子どもの安全な生活環境について考えるイベントをオンラインで開催します。

落下物から3年 チーム緑ヶ丘が防衛局に陳情