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本島北部でよくみられる「沖縄ニッケイ」、地元では「カラキ」と呼ばれている植物に「新型コロナウイルスが増殖するのを抑える効果を持つ化合物が含まれている」という発表がありました。
琉球大学教育学部照屋俊明教授「カテキン三量体は(中抜き)新型コロナウイルスの増殖を抑制することがわかりました」
沖縄の植物資源や海洋生物などを研究する琉球大学と北里大学の共同チームは県北部で自生、栽培されている「カラキ」に新型コロナの感染を抑制する効果を持つ「カテキン三量体」という化合物が含まれていることを突き止めたと発表しました。
北里大学の花木秀明感染制御研究センター長は、「沖縄は生物多様性が非常に優れており、研究がさらに進めば、様々な分野に応用できる可能性がある」と述べました。
研究チームでは今後、県内外のメーカーとタイアップし、カテキン三量体を含む、「のど飴」や「タブレット」「お茶」などの製品開発への応用を目指すとしています。