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10月の有効求人倍率がまとまり、沖縄は8カ月連続で全国最下位となりました。
沖縄労働局によりますと、10月の県内の有効求人倍率は0.73倍で、前の月と比べて0.02ポイント上昇で12カ月ぶりに上昇となりましたが、全国最下位は8カ月連続で依然として厳しい状況にあります。
主な産業別で見ても、宿泊・飲食サービス業や娯楽業は新型コロナによる観光需要の減少や外出自粛が影響しているとみています。
県内の新規求人倍率は1.25倍で、前の月に比べ0.11ポイント低下したものの、新規求人数では前の月より1.8%増の7978人、求職件数でも9月に比べ11.6%増の6405件となっています。
沖縄労働局は「求人数は増加したものの求職の超過が続き、厳しい状況にある。新型コロナが雇用に与える影響に注意する必要がある」と分析しています。