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宮古島にしかいない絶滅危惧種・ミヤコカナヘビについてもっと知ってほしいと、18日から宮古島市で展示会が始まりました。
絶滅危惧種のミヤコカナヘビは宮古島の6つの島にのみ生息するトカゲの仲間で、県の天然記念物に指定されています。
展示会はミヤコカナヘビについて、市民の認知度をもっと高め、保全活動への理解に繋げたいたいと環境省などが開いているものです。
ミヤコカナヘビは現在、捕獲が禁止されていますが、展示されているのは生息外保全の取り組みで、北海道の円山動物園で生まれた8匹です。会場には生態などを説明したパネルも併せて展示されています。
環境省の担当者は「ミヤコカナヘビは数が少なく見たことがないという人も多いと思う。存在を知ってもらうことで保護意識が広がってほしい」と話しています。