※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄戦当時住民が避難したガマなどを撮影した写真展が那覇市で開かれています。
琉球石灰岩で覆われゴツゴツとしたガマ、不法投棄によってゴミの層ができてしまったガマのなかで、無心に遺骨を収集する夫婦の様子。
会場には、元沖縄タイムス社のカメラマン・大城弘明さんが、1972年から2020年まで撮影した82点を展示。戦争について考えることをテーマに沖縄戦当時に使われたガマの様子などを写真に収めたという大城さん。1972年に撮影した糸満市のガマには、避難した住民を追い出しアメリカ軍に抵抗した元日本兵の遺骨が残っています。
大城弘明さんは「ガマの中には火炎放射器で焼かれた壁・遺留品とか色々あって、ガマの内部を見たら、75年前にどういう風に避難して暮らしていたかということが思い浮かぶことができる」と語りました。
この写真展は2020年11月22日まで、那覇市民ギャラリーで開かれてます。