プロバスケットボールの琉球ゴールデンキングスは、今シーズンからB1リーグに昇格した信州ブレイブウォリアーズと対決。かつてのチームメイトを迎え、白熱したゲームを展開しました!
前節を11連勝で飾り、勢いに乗るキングス!対する信州をけん引するのは、アンソニー・マクヘンリー。かつてキングスに9年間在籍し、チームをBJリーグ4度の優勝に導いた大黒柱で、キングスの躍進を象徴する選手の1人です。
そのキングス元エースに、対戦相手ながら会場からは一際大きな拍手がおくられます。
信州ブレイブウォリアーズ アンソニー・マクヘンリー選手「非常にうれしかった。自分の中ではここは特別な場所だと思っているので、声援を受けることができてとてもうれしかった」
キングスは序盤から激しい主導権争いを展開!しかし、古巣との一戦に燃えるマクヘンリーの活躍もあり、相手にリードを許すと苦しい時間が続きます。
相手の堅い守りに対し、ドライブを仕掛けたのは並里!続けざまに流れを引き寄せるプレーで同点に追いつきます。
琉球ゴールデンキングス・並里成選手「相手のどういう弱点を突こうかと考えて、いつも通り(ゲームに)入った」
その後は逆転しましたが、失点を重ね、望みは後半へ。8点ビハインドで迎えた第4Q、再びの逆転を願うブースターに応え、追い上げを見せたキングス。しかし、次々と3Pを沈められ、反撃も及ばす。レギュラーシーズン初対戦の信州を相手に、キングスは連勝を止められます。
琉球ゴールデンキングス・岸本隆一選手「やっぱりうまい。信州、みんなハードにプレーしている。スマートにバスケットしている。その中心にいるのはマクヘンリー選手だと思う。(第2戦は)コミュニケーションをとって、ディフェンスしていきたい」
信州ブレイブウォリアーズ アンソニー・マクヘンリー選手「またこのステージで、みなさんの前で試合を見せることができてうれしく思った」
そして迎えたきのうの第2戦。キングスは序盤からリードを保ちますが、第3Q、ここでもマクヘンリーに得点を奪われ、逆転を許します。しかし、連敗は避けたいキングス。
石崎の3Pなどで追い上げ、流れをたぐり寄せると、船生の連続得点で再逆転!第4Qには現チームの大黒柱であるジャッククーリー!そしてキングスの顔といえばこの人・岸本!
立て直したキングスが西地区首位をキープしています。